お風呂に入った時に、おへその中を見ると黒い汚れが溜まっていることがありますね。これを「おへそのごま」と呼びますが、取ってもいいのか心配になったことはありませんか?「おへそをいじるとお腹が痛くなる」なんて聞いたことがある人もいるでしょう。今日は、おへそのごまについて正しい知識を学んでみましょう!
おへそのごまって何?
ごまの正体
おへそのごまは、実はゴマの実ではありません。石鹸のカスや皮膚の古い角質、服の繊維、ほこりなどが混ざり合って固まったものです。おへそは体の中でもくぼんでいる場所なので、汚れが溜まりやすいんです。
どうして溜まるの?
おへそは生まれる前にお母さんとつながっていた大切な場所です。生まれた後は小さなくぼみになって、そこに汚れが入り込みやすくなります。毎日お風呂に入っていても、おへその奥まではなかなかきれいにならないので、少しずつ汚れが溜まってしまうのです。
取ってもいいの?
基本的には取ってOK
おへそのごまは汚れなので、取っても大丈夫です!放っておくと細菌が増えて、においの原因になったり、かゆくなったりすることもあります。清潔に保つことが大切です。
でも気をつけて!
ただし、おへそはとてもデリケートな場所です。爪でガリガリ引っかいたり、綿棒でグイグイ押し込んだりすると、皮膚を傷つけてしまう可能性があります。優しく、丁寧にお掃除することが大切です。
正しいお掃除の方法
お風呂で優しく洗う
一番安全な方法は、お風呂で石鹸を泡立てて、指の腹で優しくクルクルと洗うことです。毎日続けることで、汚れが溜まりにくくなります。
綿棒を使う時のコツ
もし綿棒を使う場合は、乾いた綿棒ではなく、少し水で湿らせた綿棒を使いましょう。そして、奥まで押し込まずに、見える範囲の汚れだけを優しく取り除きます。
オイルを使う方法
頑固な汚れには、ベビーオイルやオリーブオイルを綿棒につけて、優しくふき取る方法もあります。オイルが汚れを柔らかくしてくれるので、無理に取ろうとしなくても汚れが落ちやすくなります。
注意したいこと
痛みを感じたらすぐやめる
お掃除をしている時に痛みを感じたら、すぐにやめましょう。おへその皮膚はとても薄くて敏感なので、無理は禁物です。
赤くなったり腫れたりしたら
もしおへそが赤くなったり、腫れたり、膿が出たりした場合は、お医者さんに相談しましょう。感染を起こしている可能性があります。
まとめ
おへそのごまは取ってもいいものですが、正しい方法で優しくお掃除することが大切です。毎日のお風呂で石鹸を使って優しく洗うだけでも、十分にきれいに保てます。
無理に全部取ろうとしないで、少しずつきれいにしていきましょう。もし心配なことがあったら、おうちの人やお医者さんに相談するのが一番安心ですね。清潔で健康なおへそを保って、毎日を元気に過ごしましょう!