がんについて– category –

がんは、誰にとっても他人事ではありません。
このカテゴリーでは「乳がん・子宮がん・卵巣がん・大腸がん」など、女性に多いがんを中心に、病理医の視点でわかりやすく解説していきます。
正しい知識は、不安を減らす力になります。
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乳癌と診断されてKi-67が高すぎる…|不安になったときに読んでほしい病理医からの話
乳癌と診断されてKi-67が高く出た数値を見て、絶望的な気持ちになっていませんか? 「増殖スピードが速い」「予後が悪い」といった言葉ばかりが目に入り、ご不安に思われるお気持ちは本当によく分かります。 しかし、Ki-67の数値だけで全てが決まるわけで... -
乳癌と皮膚の構造のお話
乳癌の病理診断において、皮膚の構造を理解することは非常に重要です。 皮膚は私たちの体を外部環境から守る防御システムとして機能していますが、その特殊な構造が病理診断に与える影響について、臨床と病理の現場での実例を交えながら解説します。 皮膚... -
病理診断の要である組織診と細胞診の違い
乳房の検査では、細胞診と組織診という2つの方法が使われます。 どちらも病理診断の根幹を支える重要な検査です。 細胞診には、こすって採る方法、針で吸引する方法、尿や痰など自然に排出されたものを調べる方法など、さまざまな種類があります。 組織診...
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