よりか先生最近、AIに健康相談をする人が増えていますよね。
ChatGPT、Claude、その他のAIチャットツール。
無料で、24時間、気軽に相談できるし文句も言わない。



でも本当に信頼していいんでしょうか?
私は病理医として医学的な知識があります。
そんな私が、「顔色が悪い」という症状をAIに相談したら、なんと3回連続で誤診断されました。
今回は、その失敗談をお話しします。
フィットネスジムに週5で通い始めたら顔色が悪くなった
私事ですが、1ヶ月通い放題の文言に惹かれて週5でフィットネスに通い始めました。
ところが、鏡を見ると明らかに血色が悪い。
運動しているのに、顔色が悪くなるなんて…。



なんでだろう?
そう思って、なんとなくChatGPTに相談してみました。
1回目の相談:「更年期ですね」



最近、顔色が悪いんです。何が原因でしょうか?



更年期の可能性があります。40代女性で、ホルモンバランスの変化により血色が悪くなることがあります。



あー、確かに40代だし、更年期かも…
いや、なんか違う気がする。
2回目の相談:「ジェノゲストのせいですね」
そういえば、薬を飲んでいるんだった!



実は、ジェノゲストという薬を飲んでいます。



ジェノゲストは、偽閉経状態を作る薬なので更年期様の症状が出ることがあります。顔色が悪いのはその影響かもしれません。



なるほど!ジェノゲストのせいか!
納得しかけましたが、何か見落としている気がします。
3回目の相談:「それなら違いますね」
あ、ジェノゲストは用量によって治療の目的が変わるんだった。



でも、ジェノゲストは0.5mgです。



あ、0.5mgなら偽閉経状態にはなりませんから違いますね。他に何か生活の変化はありましたか?



そういえば、週5でフィットネスジムに通い始めて、朝4時半起きになりました。



それです!睡眠不足が原因の可能性が高いです。



…最初からそう言ってよ!!!
恥ずかしながら、病理医でもこういうことが起きます(笑)
まとめ
AIは便利ですが、使い方を間違えると本当に危険なこともあります。
では、どうすればいいのか?



AIと上手に付き合う必要があります。
この記事の後編では、AIに健康相談するときの正しい方法について詳しく書いています。
AIへの医療相談は、もっと深刻な事例も出てきます。
「様子見でOK」という回答を信じて、手遅れになってしまった人の話も…。
- なぜAIは3回も間違えたのか
- 「様子見でOK」と言われた80歳男性の話
- AIの本当に賢い使い方
- 病院に行く前のチェックリスト



AIに健康相談をしたことがある方、これからする予定の方は、ぜひ後編も読んでみてください。








