よりか先生こんにちは。病理医のよりかです。
無料記事では、病院の選び方と診断が変わることもあるとお話ししました。
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しこりを見つけた時や検診で要精密検査になった時のクリニック・病院の選び方
こんにちは。病理医のよりかです。 「胸にしこりがある気がする…」 「検診で要精密検査の通知が来た…」 そんな時、まず頭に浮かぶのは「どこに行けばいいの?」という疑…
でも、「なぜ?」という疑問が残った方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、普段あまり語られない病理診断の裏側について、正直にお話しします。
目次
ファースト診断医とセカンド診断医の違い
病理診断には、大きく分けて2つの立場があります。
ファースト診断医
最初に検体を見て診断する病理医です。
多くの場合、検査センターや地域病院の病理医がこの役割を担います。



私もほとんどがファースト診断医の立場です。
ファースト診断医が最優先するのは、良性か悪性かの判断です。
なぜなら、症例数が非常に多く、納期もあるからです。
1日に何十件も診断しながら、見落としがないか、悪性を見逃していないかに全神経を集中させています。
セカンド診断医
手術予定の病院や、RFA施設の病理医がこの役割を担います。
ファースト診断を前提に、より詳細な評価を行います。
- 本当にこのサブタイプでいいか?
- 特殊型の可能性はないか?
- 治療適応の基準に合致しているか?
時間をかけて、細かい点まで確認できる立場です。



ファースト診断医が雑だとか、セカンド診断医が偉いとか、そういう話ではありません。
医療システムの中で、それぞれが異なる物差しで診断しているのです。








